スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

大分合同新聞の今日の夕刊に

今週の優秀作品として、

 長崎が一番熱くて一番涙した日

蝉が ジージ ジージ ジージ ・・・
暑い 暑い 暑い ・・・

八月九日に 母の兄は 散った
あの爆弾が落とされたときは
夏の日差しの暑さどころでは
なかっただろう
あの爆弾が落とされたときは
夕立の稲妻の眩しさどころでは
なかっただろう
自分に向かって まっしぐらに進んでくる
とてつもなく大きい光の束
熱くて 痛くて 眩しくて
目を開けることさえ 出来なかっただろう
「熱いよ!痛いよ!水をくれ!!」
母の兄は 東京に行きたかった
祖父母は
「東京は空襲でいつ命を落すか分からない」
息子が 長崎で医学を勉強することを望んだ
あの爆弾が落とされた翌日から
祖父母は 息子を捜しに長崎に入った
医学部の建物は 跡形も無い
息子も 跡形も無い 
本人の持ち物が 焼けずに残っていただけ
亡骸さえ見つからない!
息子を 長崎に行かせたことに
祖父母は 自分を責めた
庭に供養塔を作って 毎日手を合わせた
孫の私が「息子に似ている」と言って 
私に息子の面影を追った

蝉が ジージ ジージ ジージ ・・・
蝉は 元気いっぱいだ
「洋一郎伯父さん!
私は 穏やかな平和を守り続けて
生きていきます
長崎が一番熱くて一番涙した日 を
心に 深く 刻みながら」
 

 掲載されました。7月29日に作って、すぐに大分合同新聞に送った詩です。
 いろんな意味で?かなりの驚きです。

【長谷目源太氏の評】
8月の詩(その2)である。肉親は言うに及ばず、数多くの身近な人々を一瞬の閃光によって焼き尽くしたものへの怒りと、悲しみの声は、この地球が存在する限り消えることはなく、生きる限り書き継ぐべきである。
スポンサーサイト

おめでとうございます
夕刊見ました。「おめでとう」でいいんですよね。
どんな意味で「驚き」なのかな?と思いましたたが
「どこが?」ということであれば、私なりの感想を。
この詩は「作って」ないですね。そこがいいのだと
思います。
私はオリジナル曲作るとき、特に詞を「作らない」
ように心がけています。
もっと言うと「作ろうとしない」ことかな。
「作ろう」は「繕う」・・・結局人の心には届きません。
ギターを爪弾いている時に、言葉が突然「降りてくる」
ことがあります。まだ数曲だけどそんな経験で「出来た」
曲は、受ける受けないは別にして大事にしています。
この詩には怒りと力と、そしてやりきれない哀しみが
ありますね。どこかでにぎにぎさんの朗読で聞きたい
ものです。またいつかジョイントしましょう!
万年青 | URL | 2008年11月12日(水) | コメントを編集 |
万年青 さん
褒めていただいて?ありがとうございます。万年青さんが曲が出来るときみたいに、作品は自然体で出来たものが一番ですよね。聞き手読み手の心にもすっと入っていきますよね。僕は募る思いが自分の心の中からあふれ出して!詩が生まれます。僕の詩は、基本的にはそういう風にして生まれたものです。詩的?に生きていきたい!と、いつも思ってます。お邪魔でなければ!?ジョイント、またお願いします。
にぎにぎ | URL | 2008年11月12日(水) | コメントを編集 |
コメントの投稿
非公開コメント

トラックバックURL
 
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。