スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

水の情景

住んでる市(まち)を抜け出して 
自然の 中に 自分を置きたかった
今日は よく行く高原で
止まることは無かった 車を風に任せた
県境で 一度車を降りて
山と山 草と草 牛と馬の
茶色と緑の風景の中に
からだ を 滑らせた

もう少し 車にがんばってもらった
『花の温泉館』 名前に惹かれた 
以前は 温室だったようだ
温室で育ったバラの花弁(はなびら)の様に
私は お湯の中に 肌を滑らせる

近くの池山水源では
水がひっきりなしに 湧き出ていた
真ん中の蛇口から
伸び伸びとした水を
小さな容器の世界に移した

蛇口から少し歩くと
水が
人里に最初に現れるところが あった
透明な色が こんなに綺麗だなんて
初めて知った
透明な色は
遠近感さえ 分からなくさせる

無垢な赤ん坊では あるまいに
私は 母の羊水の中で
安心して 静かに眠っていた

私は いつまでも続く安心の中に
からだ全体を こころの奥の奥を
透明な あなた に 任せていた 
スポンサーサイト

コメントの投稿
非公開コメント

トラックバックURL
 
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。