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僕は 誰よりも 速く走りたい!

大会の一週間前から 足の痛みが増した
毎日 治療に通った
「もう走るのは 止めよう!」と
思ったことも あった
一年前にも 足が痛くて 堪らなかった
こころ が 折れそうに
なったことも あった
普通なら 到底走れないのに
君は がんばった
「僕は 速く走れることが
 小さい頃からの 自慢だった」
「僕は 誰よりも 速く走りたい!」

吹き出る汗は 日差しの勢だけで無く
激しい足の痛みを我慢する脂汗ばかりなのに 
君は まったく 平気な顔で
頭の鉢巻を 思いっきり締めて
スタートラインに 立った
真っ直ぐに ゴールを見詰めている君の時が
止まったら ピストルが鳴った
スタートを切った と 思ったら
すぐにまた ピストルが鳴った
早くレースが 終わってほしいのに
誰かが フライングをした
もう一度 仕切り直し
もう一度君は 歯を力いっぱい喰いしばる
二度目のスタートで やっと風を切った
いつもなら
『走る君と吹く風が一つになる』
今日は 君は風を感じない
足の痛さを
必死に忘れるために 走る 走る 走る・・
ゴールに倒れこんだ君
わずかの差だったが 何とか優勝した君
ゴールに入った後
倒れこんで 立ち上がれなくなった君
僕は「おめでとう」と言った後
「大丈夫か!?」と 涙声で叫んでいた
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