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建築家への道「オランダのように海より低い村である」

木村芳包(父)著「建築家への道」(彰国社)の
詩「滑板」(スイタ)より。
(滑板は、有明海でムツゴロウの場所まで行く漁師さんの乗り物です)


  東京を去って行く歌


 希望にあふれた此の土地が
 希望にあふれて今去れる

 君と僕は
 高らかに
 こんな事を語る

 君は何だ
 僕は夢だ
 君は何だ
 僕は愛だ
 君は何だ
 僕は力だ
 夢の中に僕は生き
 愛の中に僕は大きくなり
 力の中に僕は進むのだ
 そして踏みこえて行くのは
 戦友の屍(シカバネ)に限らない

 希望にあふれたこの土地が
 希望にあふれて今去れる


    昭和十九年六月


    同じく「建築家への道」木村芳包著 より




 20代後半に父は、東京を去った。
 父の母の看病のためである。
 内心、口惜しかっただろう。

 父は、
 立原道造氏の様な技術的な器用さは無かったけど、
 中原中也氏の女々しさを打ち消そうとしていたと思う。
 
 父は、
 学問的には器用だった。
 知識欲が旺盛だった。
 考現学の今和次郎先生や、
 建築科なのに文学部の聴講生になって、
 會津八一先生の講義にも出て、
 先生のお供で、奈良の日吉館にも泊まった。



今日は、佐賀に行って来た。
父の先輩で、母の姉の旦那さんの川崎東氏の初盆参りに行った。

父は福富村から肥前白石駅まで自転車で行って、
汽車で鹿島高校に通った。





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