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詩人が感じたこと

大分県佐伯市弥生の伊藤香織さんが、第四〇回九州芸術文学賞を受賞した。「久し振りに大分に文学の灯が点った」言い過ぎだろうか。伊藤香織さんの作品「苔やはらかに。」を、文学界四月号で読んだ。(地方の文学賞受賞作が中央の文芸誌に載るのは珍しい)「行かず後家」を「生ず苔」やと思っていた(「苔やはらかに。」の引用)で始まる。最初の九行で、読者を「苔やはらかに」にぐっと引寄せる。重要な登場人物の四人を、伊藤香織さんは読者の心に掘り込む。選考委員の五木寛之氏は『「苔やはらかに。」は、独特のくせのある文体を巧みに使いこなして、他の候補作と一線を画している感があった』と、賞賛している。「文学不毛」と言われている昨今、大分に新進気鋭の作家がデビューした事は、県民として誇りに思う。大分には、安心院が舞台の「陸行水行」(松本清張)別府が舞台の「復讐するは我にあり」(佐木隆三)等がある。私も谷川俊太郎詩になろうと決意する。(ある新聞に400字以内で)

3月20日に「くまもと連詩」に行った。谷川俊太郎、覚和歌子、ジェローム・ローゼンバーグ(通訳ジェフリー・アングルス)、四元康祐、伊藤比呂美氏と日本を世界を代表する詩人が、そろった。通常1人の詩人のみで唄う「詩」を、敢えて数人で繋げ、「連詩」という大きな物語を作って、私達聴衆を堪能させてくれた。私の住む大分では、伊藤香織氏が第40回九州芸術祭文学賞に輝いた。選考委員の五木寛之氏は『「苔やはらかに。」は、独特のくせのある文体を巧みに使いこなして、他の候補作と一線を画している感があった』と、賞賛している。昨年末は、大分県安心院で「松本清張生誕100周年」の記念講演として、作家の阿刀田高氏が清張氏が安心院を舞台にして書いた小説「陸行水行」を、取り上げた。文学に興味を持つ人が少なくなった昨今、「松本清張生誕100周年」を終えて、九州が文学の新たな発信地になることを、期待する。
(ある新聞に400字以内で)





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