詩2009 カテゴリーの一覧

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おんな の なかで

おんな の なかに
からだ が こころ が
溶けていく

なぜか 心細そうにしている おんな
肌が透き通るように真っ白で
青白くも思える おんな 

ぼくは おんな に のみこまれて

おんな の なかで
僕自身は なくなって

あとかたもなく

とろけていく 







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座っても いいですか

「座っても いいですか」

『はい ・・』

丸太で作ったベンチ が 照らされる

木漏れ日が 優しい 








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銀杏の絨毯に囲まれて

銀杏の絨毯に囲まれたベンチに座って
妻と僕は
詩集「女に」を読んだ後
詩人の谷川俊太郎さんと
絵描きの佐野洋子さんの熟年夫婦の関係
そう 艶かしいことで口を綻ばせる

二十代の頃は
「ひとりの方が自由だ」と思っていた
なのに 僕は三度も結婚した
親や姉(きょう)弟(だい)と一緒に紅白を見て
勝手な採点をする家の中にいても
焼き鳥を頬張り生ビールをかっ込む
友達の輪の中にいても
常に僕自身はひとりである

僕が三度も結婚したのは
身も心も
いつも女性を求めるからではなく
愛の言葉を囁くことが得意だと
自負しているからでもない
僕は ひとりだから
夫婦についても あくまでも
ひとりに近づける心を求めてきた
僕は
僕の孤独な魂の安らげる場所を求めて
三度も結婚した

今の妻と出逢った頃も
銀杏の絨毯に包まれたベンチで
コートの襟を立てていた
木枯らしの音が
聞こえているはずなのに
桜の花弁の様に
ほんのりピンクの恋人だった
一緒に暮らし始めてからは
南の島の椰子の木の下で
「今度こそはいつまでも夫婦でいたい」と
僕は叫び続けた

幾 (いく)歳(とせ)過ぎて今は
銀杏の絨毯に包まれたベンチに座って
時をゆっくり眺めている
「少し寒くなったね。帰ろうか」

枯れ行く冬を待っている
穏やかな眼をした僕らは
やがて 髪が真っ白になって
額に深い皺を刻む
身も心もひとつになって
凍てつく土に帰って行く






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時の移ろいに心を込めて

  
時の移ろいだけが僕の生きてる事の証明
ならば?とてもさみしい
僕は プライドが高いから
僕は 不器用だから
新しいものを すぐには覚えられない
君の名前を 覚えるのに苦労する
時だけが いたずらに針を回す
僕は涙もろいから 僕は泣き虫だから
一日一回は泣いているテレビを見ながら
本を読みながらラジオに耳を傾けながら
君のことを思うとき・・・
涙が 止まらない
穏やかな時だけが いたずらに針を回す
僕は 酔っ払いだから
十時になったら 床に就いてしまう
不安 焦燥 イライラ
僕はお調子者だから
うっかりで人を傷つけ真下(まっさか)さまに
自己嫌悪に落ち込んだことも度々だった
この市(まち)で働いて家族と泣いたり笑ったり
(やんちゃなあの子も
僕に なついてくれている)
やっぱり僕はもっともっと魂を刻んで
もっともっと時の移ろいに心を込めて
僕の名前の様に永遠(とこしえ)に ・・・・



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詩のボクシング全国大会 時の移ろいに心を込めて

  時の移ろいに心を込めて
                  
時の移ろいだけが僕の生きてる事の証明
ならば?とてもさみしい
僕は プライドが高いから
僕は 不器用だから
新しいものを すぐには覚えられない
君の名前を 覚えるのに苦労する
時だけが いたずらに針を回す
僕は涙もろいから 僕は泣き虫だから
一日一回は泣いているテレビを見ながら
本を読みながらラジオに耳を傾けながら
君のことを思うとき・・・
涙が 止まらない
穏やかな時だけが いたずらに針を回す
僕は 酔っ払いだから
十時になったら 床に就いてしまう
不安 焦燥 イライラ
僕はお調子者だから
うっかりで人を傷つけ真下(まっさか)さまに
自己嫌悪に落ち込んだことも度々だった
この市(まち)で働いて家族と泣いたり笑ったり
(やんちゃなあの子も
僕に なついてくれている)
やっぱり僕はもっともっと魂を刻んで
もっともっと時の移ろいに心を込めて
僕の名前の様に○○(とこしえ)に



(昨日は母の誕生日でした。近所の「もん・しゃとう」で、
 美味しいデナーを頂きました。
 妻は母にシクラメンと誕生日ケーキを贈りました。
 僕は詩「母の奈良漬」を贈りました。
 4人で白ワインを2本も開けました)

明日は久し振りに残業は無しにして、
夕方仕事を終えてから大分空港に走って、
東京に飛びます。
(準備王なのに、帰宅後も準備の再確認等で手間取り?ました。
 やり過ぎ?は疲れる。みすぼらしいでも構わない。大概にしました)

土曜「詩のボクシング全国大会」を観戦するためです。





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父と私

(「7月4日に生まれて」の主人公のロン(トム・クルーズ)は、
 1946年に生まれたんか!?
 (僕と○○歳違い。ちなみに?僕は7月30日生まれの獅子座))


 父と私

四年前の四月十九日の早朝
母からの電話で
父が入院する病院に駆けつけた
すでに 父は息をしていなかった
「父が亡くなった(嘘だろう)
不死身だと思っていた父が亡くなった」
私の瞳から涙が溢れてこぼれ落ちたのは
何故だろう

私が小学生の頃ドライブが好きな父は
体が不自由な祖母を
おんぶして車に乗せて
休日の度に車を走らせた(でも)
父の思い出はとてつもなく痛い拳骨だ
父の仕事の関係で私達も大分に来た
身も心も弱かった私は
反発しても反抗することが出来なかった

偉かった父に
親孝行らしきことはしたことが無かった
父が弱くなってからやっと親孝行をした
強くなった私 弱くなった父
お互いにもっと前から溢れる気持を
何故に ぶつけ合わなかったんだろう
今日も父の遺影に手を合わせる合掌礼拝



 (「石垣りん氏」映画「7月4日に生まれて」に触発されたのか?
   父が亡くなって4年以上経って、急にこの詩が出来た)

 (大分合同新聞に投稿する。だから?25行以内、1行18文字に絞った。
  余計なものをそぎ落としてセンテンス(思い)を洗練させる効果もある)





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母の『奈良漬』(大分合同新聞投稿)

母は七十の齢(よわい)を過ぎても、お中元は手作りの『奈良漬』です。
僕が贈るお中元まで、母の『奈良漬』です。
母は『奈良漬』のために六月から瓜を捜して、塩にもこだわります。

父が亡くなって二年経ちました。
僕は母に言いました。
「この家(うち)は段差が多くて、冬はとても寒くて年寄り向きじゃないな。
 この家から僕の家に来たらどう?
 親父の建てた家に、こだわらなくてもいいんじゃないの?」
『そんなこと言っても、にぎにぎ!お父さんが建てた家(いえ)を守りたいんよ!
 お父さんとの思い出を大切にしたいんよ!』

お母さん 六月になりました。
そろそろ『奈良漬』の瓜を捜しに行きますか?
お母さん 七月になったら、今年も僕が贈るお中元もお願いします。
お母さん 今年は僕も『奈良漬』作りを手伝いますよ。
母が父への気持ちを、酒かすに込めるように。
僕も母への気持ちを、酒かすに込めさせて頂きます。
 
「お母さん 本当にありがとう」  
「お母さんいつまでも元気で一生懸命にね」 



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二人の愛よ!永遠に

今日の大分合同新聞の夕刊に、
「二人の愛よ!永遠に」が掲載されました。

皆さん!嬉しいことがあったら、教えてください。
注文があれば、私が詩を作って贈らせて頂きます。


今から夕食です。
「母の奈良漬」を食べます。


「母の奈良漬」の詩は、

『人生は、ドラマじゃ。』に掲載しています。
(私の七転び八転び人生の集大成?です)
大分市の雑貨&カフェ「セカンドフィールド」と「ジュンク堂書店」で販売しています。
420円です。

あーそう?
『おにぎり は すりすり』は、
私の自宅に直接連絡があった場合は、売価1,000円です。
なのに?近所の人は封筒に1,260円(定価)を入れていました。

(夕食後は、生徒の家に何本か電話です。
 今日は登校日だったのに欠席した生徒がいて、
 その事等のために、電話です。)


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雨は 憤りでさへ 穏やかにさせる

 雨は 憤りでさへ 穏やかにさせる
               
色々な情景の中で 雨が 主役になる

つい十日前までは
水不足で 悩んでいたダムは
水気の無い 皺を刻んだ顔を 見せていた
川は 穏やかに ゆっくりと 流れていた

合衆国の独立記念日の頃から
雨が 激しく 舞い降りた
まるで 空から独り立ち したようだった
道路は あっという間に 川になり 
車のタイヤは 水しぶきを
撒き散らしながら 走り続けた

七夕の日 は
毎年 職場の創立者や
先輩達の お弔いを している
この場所の 回りの景色は 変わっても
真上の空の気持ちは 変わっては いない
今年も 真上の空の気持ちが 雨を降らせた
涙雨は 遠い過去の事だと思う
今は 雨が 故人の
柔和な表情や 厳しい姿勢を
ゆっくり 思い出させる


七月八日のお昼からは
大好きな生徒達の 野球の試合だったのに
前の試合が終わる前から 雨が 降り出した
自分達の練習を終えて駆けつけた 部活生や
控えの 野球部員が びっしょり濡れながら
ぬかるんだ グランド を 見詰める
試合をしたそうな選手の気持ちを
空は 汲み取ってくれなかった
雨が上がるまで ゆっくり待つしかない

雨の中で 色々な心象が 浮かんでくる
雨だからか 憤りは 不思議と湧いて来ない
雨だから 仕方ないと 穏やかに思っている

 (アメリカ合衆国の創立記念日に、亡き父は生まれた)



 あっこ 

ボールを追いかけるのは
選手だけでは ないよ
スコアーブックを 付けて
ユニフォームを 洗って
チームを見詰め続けた 君が
十八歳になる ほんのわずか前に
いなくなって しまった

二年生になった 君は
体が そして顔もが 小さくなった
だけど チームを見詰める瞳は 
大丈夫だった時より つぶらだった

君が 十六歳の夏
ボールを追いかける みんなは
甲子園に 行った
君は 病院で みんなの活躍を祈った
みんなも あっこ に 
がんばる ことを 約束した
君は 十七歳の夏
病院での治療を 止めた
思いの丈(命)を
精一杯の声を みんなに響かせよう!
マスクを 外して・・・
だけど チームは負けた
キャプテンは「あっこ に すまない」

二学期 職員室の片隅で大きなマスクで
静かに 本を 読んでいた
あっこ の か細い背中があった
忘れられない(もう帰って来ない) 
日々の感情に左右されて
自分の利益ばかりを追っている 僕らは
あっこ の つぶらな瞳に
いつも 見詰められていたのに
何で 気づかなかったんだろう?
僕らは命の尊さをたまらなく噛み締めて
桜がやっと蕾になった頃 卒業する




 ばあちゃん

今日も お米の真空パックや
野菜の詰まった(宅配さん泣かせの)
重たいダンボール箱が
妻の実家から届いた
(いつも ありがとうございます)
ばあちゃん が 守り抜いた田んぼで
出来たお米は とても美味しい
とても 優しい!
(あまりご飯を食べずに
飲んでばかりいた僕でさえ
今はお米の味を噛み締めています)

ばあちゃん が 亡くなった
不死身だと思っていた ばあちゃん は
命を守れなかった

じいちゃんが 亡くなった後
仏様に手を合わせることが
多くなった ばあちゃん
じいちゃんが 亡くなった後
時には 男を蹴散らす位の迫力で
みんなを牛耳っていた ばあちゃん
じいちゃんが 亡くなった後
女手ひとつで
娘二人を育てあげた ばあちゃん

昔では珍しい 恋愛結婚だからか
「矢切の渡し」の歌が
大好きだった ばあちゃん

ばあちゃんは 
いつも 僕らを気にしていた
自分の体よりも
僕らの体の心配ばかりしていた
純粋で豪快で一生懸命でお茶目だった
ばあちゃん が
桜の花弁の様に 散って逝った
残ったのは 思い出と美味しいお米







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二人の愛よ!永遠(とこしえ)に☆

 二人の愛よ!永遠(とこしえ)に☆


人々が笑い転げ、心底祝福した。

だから

僕は、あの夜のウエディングを忘れない。

夕日が沈んで消える頃、
人々の日々のもやもやも消えていって、
篤君と朱実さんのことで夢中になった。

二人の優しさが、
人々を笑い転げさせた。
ここに集まった人は、
心の底から二人を祝福した。

素敵な場所ではあった。

素敵な場所の中に
輝く二人が、眩しかった。

今まで二人が築いてきたことが、
集まった人が二人を見つめる優しい瞳に、
なったのかもしれない。

これからが、始まり。

これからを大切にすることが、
優しい瞳への恩返しになるはず。







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